ゼニスのオーバーホールの工程や適切な頻度、料金とは?何年持つかも解説

ゼニスの腕時計は、類稀ない精密さを誇るムーブメントを備える時計として、1900年のパリ万国博覧会でのグランプリ受賞をはじめ、世界的な地位を確立しています。

しかし、そんな優秀なゼニスの時計も、手入れをしないまま長い期間使い続けると、その精巧さを保てなくなってしまいます。

ここでは、ゼニスの性能を保ち寿命を長くするために必要なオーバーホールとは何か、適切な頻度、料金の相場などについて解説します。

ゼニスの時計は何年持つ?

腕時計の寿命は、使い方やオーバーホールの頻度・方法にもよりますが、機械式時計の方がクォーツ式時計より長持ちするのが一般的です。

ゼニスの自動巻き時計は何年持つ?

機械式時計は、オーバーホールを定期的に繰り返してメンテナンスを行えば、半永久的に使い続けることができるため、一生ものと言われ、世代を超えての愛用も可能とされています。

ただし、製造から何十年もたち、交換できるパーツがないと修理が難しくなる場合がありますので、定期的なオーバーホールが大切です。

ゼニスのクオーツ式時計の寿命は?

クォーツ式時計も電子回路以外の部分は歯車で動いているため、定期的にオーバーホールを行うことが寿命の延長につながります。

しかし、クォーツ式時計は、電子回路が故障すると寿命を迎えますので、機械式時計のように半永久的に持ち続けることは難しいのが現状です。

ただし、クォーツ式時計の技術やパーツ素材の進歩は日々進んでおり、機械式のように長く愛用できる将来も遠くないかもしれません。

ちなみに、クォーツ式時計の電池の寿命は、機能や電池の種類によりますが、2年から10年ぐらいと幅があります。

切れた電池を放置すると、液漏れなどが起きて再起不能な故障に繋がることもありますので、電池が切れたら速やかに交換することが大切です。

ゼニスのオーバーホールの適切な頻度とは?

ゼニスは、

  • クォーツ式時計は、7~8年に一度
  • 機械式時計は、4~5年に一度

の頻度で、オーバーホールをすることを推奨しています。

ただし、上記ほど時間が経っていなくても、時刻のずれが気になる場合などは、早めにオーバーホールを依頼しましょう。

オーバーホールと修理の違いとは?

オーバーホールとは、日本語で分解修理と呼ばれる一連の作業のことです。

機械式時計だけでなくクォーツ式時計にも必要な作業で、時計を分解して一つひとつの部品を洗浄することで、経年劣化した油やゴミを取り除き、劣化したり故障したりしている部品があれば交換・修理した後、再度組み立て直し新しい油を差します。

このように徹底した分解修理を行うことで、時計内部の細かな問題にも気づくことができ、新品のような性能を取り戻すことが可能です。

オーバーホールと修理は、よく似た言葉として混同されがちですが、修理は、何か不具合が起きている部分や壊れてしまった部分だけを対象に、パーツ交換や修復を行うことです。

一方、オーバーホールとは、時計全体に対して行うもので、不具合などが起きていない場合でも時計の性能を維持させるために定期的に行うものです。

ゼニスのオーバーホールの工程は?

ゼニスの正規代理店(メーカー)では、オーバーホールは次のステップで行われます。

ステップ1. 初回検査と診断

時計の機能・外観・性能を全体的に検査し、診断結果を確定します。

ステップ2. 準備作業

ケースを開けてムーブメントを取り出し、機能・振動数・潤滑油・欠陥部品の有無を確認します。

ステップ3. ムーブメントの修復を完了する

ムーブメントの各部品を検査し、必要に応じて交換し、その他の部品は機械式の超音波洗浄器で洗浄します。その後、ムーブメントを再び組み立て、注油します。

ステップ4. 時計をケースアップ(ケースに組み立て)する

ムーブメントに文字盤と針を取り付け調整し、ケースに組み立てます。

ステップ5. ムーブメントの操作と機能のテスト

5つのポジションで、走行制御・機能の検査・自律性の検査・自動巻きの検査などを行います。

ステップ6. オプション作業・追加操作

すべてのオプションの作業、または、クリスタルプッシャーの交換や刻印などの追加操作を行います。

ステップ7. ガスケットの交換

すべてのガスケットを交換します。

ステップ8. 素材に応じたケースとブレスレットの研磨

ケース、リューズ、プッシャーに可能な限りの再仕上げを施し、製品の美しさを取り戻します。ブレスレットもケースと同じように、再仕上げを施します。

ステップ9. ケースとブレスレットの洗浄

ケースとメタルブレスレットを超音波洗浄器で洗浄します。

ステップ10. 最終的な美しさと機能の確認後、返却

時計の仕様に基づき、自動巻き・5ポジションでの振動数テスト・パワーリザーブ・防水性の確認に加え、最終的な美しさの管理を実施した後、時計を返却します。

ゼニスのオーバーホールの料金はいくら?

ここでは、国内正規店(メーカー)に依頼した際の料金相場と、時計修理ワタナベに依頼した際の料金相場をご紹介します。

国内正規店(メーカー)のオーバーホール料金相場

国内正規店(メーカー)のオーバーホール料金相場(税込)は次の通りです。

  • 自動巻き(エリート1A):56,100円~
  • クロノグラフ(エルプリメロ2Bシンプル):71,000円~

上記の金額は、オーバーホールのみの料金のため、部品交換や修理が発生した場合には別途料金がかかります。

また、サービスの合計金額は時計の状態によって変わるため、正確な料金の見積もりは、時計職人が調べた後に送ってもらえます。

ただし、スイスで見積もりをとってオーバーホールを行わない場合は、キャンセル料がかかります。

※2023年7月時点での参考料金です。ゼニスでは、オーバーホールの料金は、定期的に変わりますので詳しくは直接お問い合わせください。

時計修理ワタナベのオーバーホール料金相場

ゼニスのオーバーホール実績を多数持つ、時計修理専門店「時計修理ワタナベ」であれば、国内正規店(メーカー)修理料金よりもリーズナブルな料金で対応することが可能です。

基本技術料金(税込)の例

  • 自動巻き:38,500円~(エリート1A:56,100円)
  • クロノグラフ:43,450円~(エルプリメロ2Bシンプル:71,000円~)

国内正規店(メーカー)の場合と同様に、技術料にパーツ代が加算されます。

ゼニスのオーバーホールは郵送で依頼できる?

ゼニスの正規代理店(メーカー)では、配送による時計の修理依頼を受け付けていません。

時計修理ワタナベでは、配送でも依頼が可能です。ご連絡いただけましたら、無料で精密機器用梱包ボックスセットの郵送も承ります。

ゼニスのオーバーホールは時計修理ワタナベにお任せを!

時計修理ワタナベは、ゼニスをはじめ、ロレックス・オメガ・ブライトリング・ジラール・ペルゴなど、数多くの高級時計修理の実績を誇る時計修理専門の会社です。

これまでに培ったノウハウを活かし、時計を愛する方々に、適切な料金で迅速かつ高い品質の対応を心がけています。

高い品質でのサービスへのこだわり

時計修理ワタナベは、受け付けた修理を社外に頼ることなく、自社内修理率を向上することで高い品質の維持に努めています。ご利用者様には、正規代理店(メーカー)の品質に引けをとらない高い品質に、ご満足いただいています。

メーカーの半分以下の期間でオーバーホールが可能

国内正規店(メーカー)でのオーバーホールは、一般的に、御見積り承認後、1ヶ月〜1ヶ月半程度かかります。また、時計をスイスに送って見積りをとる場合や特殊品の場合は、3ヶ月〜4ヶ月ほどかかります。

一方、時計修理ワタナベでの修理は、お見積り承認後、およそ2週間でオーバーホールを完了し、スピーディに時計を返却いたします。

他店で断られた修理も時計修理ワタナベなら対応可能

時計修理ワタナベなら、長年培ったノウハウやスイス研修で得た知識と技術、材料卸業者とのネットワークを活かし、他店で断られた修理も対応いたします。

正規店(メーカー)から、海外修理になってしまうため半年以上かかると言われた場合なども、ぜひ一度ご相談ください。

修理保証期間はたっぷり2年間で安心

ゼニスの国内正規店(メーカー)は、オーバーホール後1年間の保証期間を設けています。

時計修理ワタナベでは、2年間(24ヶ月)の保証期間を設けていますので、より安心してご利用いただけます。

※アンティーク時計の場合は6ヶ月の保証です。

時計修理ワタナベのゼニス オーバーホールの修理事例

多数の修理実績の中から、3つの事例をご紹介します。

case1.ゼニス クロノマスターエルプリメロのオーバーホール

型番(ref.)03.2042.4061
修理金額59,950円
修理内容裏蓋のガラスの内側に、黒いゴミみたいなものが付き始めたとの事でお預かりしました。内部を確認したところ、油の黒い汚れが発生し付着していました。交換が必要なパーツはございませんでしたので、今回はオーバーホールのみでの対応となりました。

case2.ゼニス エルプリメロのオーバーホール+部品交換

型番(ref.)02.0501.400
修理金額48,950円
修理内容カレンダーが12時頃に替わらなくなったとの事でお預かりしました。定番のトラブルですね。ゼニスの弱点というか、エルプリメロの弱点と言えるかもしれません。原因はカレンダーバネの劣化でした。今回、オーバーホールとカレンダーバネ交換での対応となりました。

case3.ゼニス パイロットビックデイトスペシャルのオーバーホール

型番(ref.)03.2410.4010
修理金額55,000円
修理内容止まりでお預かりしました。内部を確認したところ、油切れにより歯車同士が噛み合ってしまっていて止まっていました。同様の原因で歯車のホゾ(芯)が減っていましたが、まだ使用可能な状態でしたので今回はそのまま使用しました。オーバーホールのみの対応となりました。

以下のページでは、さまざまな修理事例を紹介しています。

時計修理ワタナベでのゼニス オーバーホールの修理の流れ

時計修理ワタナベでゼニスのオーバーホールを行う際は、次のような流れになります。

STEP1:来店、または、お電話やメールでお問い合わせ

お気軽にお問い合わせください。

時計のブランド・モデル・不具合症状をわかる範囲で説明いただければ、概算の御見積をお伝えします。

STEP2:時計を時計修理ワタナベまで送付

送料は無料で承ります。ご希望の方には、精密機器用梱包ボックスセットを無料で郵送します。

STEP3:お見積りの連絡

時計をお預かり後、約1週間で御見積りをご連絡します。

ご予算に合わずオーバーホールや修理をされない場合も、キャンセル料はかかりません(弊社からメーカーに修理を依頼する場合は、キャンセル料が発生することがあります)。

STEP4:オーバーホールを行い、時計を返却

オーバーホールの修理を行った時計を返却いたします。

2年間保証(アンティーク時計は6ヶ月保証)のほか、税別2万円以上のオーバーホールの場合には、次の2つの特典も付きます。

・特典1:修理した時計の外部及び内部の画像の進呈(SDカードもしくは印刷)
・特典2:時計ボックスに入れて納品

時計修理ワタナベに寄せられたお客様の声

ここでは、時計修理ワタナベをご利用いただいたお客様の声をご紹介します。

口コミ1
オーバーホールで伺いました。アポ無しで直接行ってしまいましたが丁寧に対応いただきました。受け取り時も修理時の写真の入ったマイクロチップをくれるなどとても良かったです。また利用させていただきます。

口コミ2
息子にプレゼントしてもらった時計を、洗濯してしまい、、購入店からの修理見積が13万円!ネットで口コミの良い修理店を探して、何件も回りましたが、見てももらえず、修理出来ません無理です!と断られて、もう諦めるしかないかと思っていた所、すぐ見てくれて、その場で概算で2.5〜3万円との事。他の店では交換部品が多く高額だったので、心配になり開けて見ないで大丈夫ですか?って思わず聞いた所、、大丈夫です!って即答。説明もして頂きホントにホッとしました。高い時計ではないけど、、思い入れがあったので涙が出てしまいました。感謝です。修理はもちろん完璧!とても丁寧で心ある対応のお店です。。皆さんにオススメします!!

口コミ3
難しい修理に丁寧に対応いただきました。ありがとうございました。修理後のアフターサービスも含めて、素晴らしいです。特にヴィンテージをお持ちの方には超お薦めです。

口コミ4
どこも受け付けてくれない古い時計の修理を完璧にやってくれました。

口コミ5
メーカーでの修理が高額過ぎた為、他で修理出来ないか探しておりました。何社か断られましたがこちらでは快く引き受けて頂けました。金額もリーズナブルで仕上がりも早かったです。他にも時計を持ってるので、またお願いしよう思ってます。

口コミ6
とても丁寧且つ親切な対応で、しかもリーズナブルな価格設定でいつも大変たすかっています。また次回も利用したいと思います。信頼できるお店です。

今後も、社員一丸となってお客様にご満足いただけるサービスをご提供できるよう努めてまいります。

まとめ

オーバーホールは、大切な時計の予防保全をし、寿命を伸ばすために重要な作業です。

それだけに、オーバーホールを適切に行うためには、熟練の技術が必要です。

時計修理ワタナベなら、ゼニスのオーバーホールの豊富な実績と部品を手に入れるネットワークを兼ね備えています。また、オーバーホールに限らず、部品作成・部分修理・防水検査・傷取りまで、修理の事なら何でも対応可能です。

高い品質で、リーズナブルかつ迅速に修理したい方は、時計修理ワタナベにぜひ一度お問い合わせください。